青森県南地区の葬儀の特徴

 葬儀の順序

火葬→通夜→葬儀がほとんど

全国のほとんどの葬儀が、まず通夜を行い、次の日に葬式、最後に火葬場に向かうのに対し、青森県はまず火葬を行い、故人がご遺骨に変わられた後、通夜・葬式を行います。いわゆる「骨葬」方式が多い地域です。

 一般会葬者の参列の仕方

八戸地区は葬式への参列がほとんど

全国および県内のほとんどの地域では、一般会葬者は通夜に参列しますが、八戸地区の場合は、ほとんどの会葬者は葬式に参列します。

 火葬・通夜の儀

近親者で行うのが定着している

葬式が一般会葬者の参列の場であるため、通夜は原則的には近親者で行う儀式となります。ご遺族は近親者の出欠がある程度把握できますので、通夜の儀式が終わった後のお食事については、一人一人に折詰(\3,000前後)を差し上げるのが多いようです。

 納骨

全国的には、四十九日の節目にあわせて納骨を行うのが多いようですが、県南から特に八戸地区では、事情がない限り葬式終了次第、納骨を行います。

 このページの一番上へ